中堅理学療法士のデイリーノート

理学療法士としてまだまだひよっこですが、経過年数だけ微妙に増えてきている。しかも調子に乗って海外に来てしまった。そのため、学生時代の実習を思いだそう!とのことで、デイリーノートを書くことにしました。バイザーのように、みなさんのご指導ご指摘よろしくお願いします!m(__)m

脳卒中

今日のリハビリは脳梗塞の患者ばかりであった。共通していたのは、易疲労性、注意力低下、正中線のずれによる座位姿勢の崩れ。易疲労性に関しては体力低下もそうだが、待たせすぎも問題であるが、ここでは日本のように約束の時間に来る習慣がないため、時間を指定して予約通りにリハビリをすることは困難なように感じる。せめて待ち時間に座りっぱなしではなく、何かしら横になるなどの対応が出来ればよいかもしれないが、スペース的に難しい。初診でなければ、待っている時間を利用して自主トレを行い、自分の介入する時間を最小限にするのは良いかもしれない。明日から少し意識してみよう。
注意力の低下は高次脳機能障害の勉強をもっとして、しっかり分析したいと思います。ただ、やはり、外国人の完璧では無い話し方は注意の持続に悪い影響があるのかもしれない。日本でもそうだが、やはり言語の使い方は大事な気がする。また、話し方や声量、立ち位置、態度なども、少し気にしてみようかな。変わるかわからないけど、試す価値はある気がする。
正中線や座位については人それぞれ、みんな違う姿勢だが良肢位では無いことは確かであった。感覚障害や消去現象が疑われるケースが何回かあった。精査困難であったが、麻痺側での感覚は多少の鈍麻が疑われた。また、両側刺激に対して左右差なしとの訴え聞かれたが、あえて左右差をつくっても反応が変わらない様子もみられたため、うまく足底感覚や臀部の感覚を使えていないと思われる。とりあえず、刺激を入れたり、感覚を問うような練習を行ったが、あまりうまく行えなかった。やはり言語がうまく使えないと難しい。語彙力を上げないとなぁ。。。

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